
バーバー吉野は町で唯一の理髪店。男の子は全員、バーバー吉野の「吉野刈り」という髪型にすることが町の決まりだった。しかし、東京から転校生がやってきたことをきっかけに少年たちが反乱を起こす。
『かもめ食堂』の荻上直子が監督ということで、かなりの期待を持って鑑賞した。残念ながら『かもめ食堂』には及ばなかったが、独特のゆったり感とほのぼの感は期待を裏切るものではなかった。タイトルは『バーバー吉野』だけど、大人を描いた映画ではなく、田舎町の純朴な少年たちをやさしく描いた作品。久しぶりに子どもの心に戻れて、なんだかやさしい気持ちになれた。私も、この映画の舞台になった町と同じような田舎で育ったので、とっても郷愁を感じた。田舎で育ち、現在都会で過ごしている男性なら、きっと故郷に帰ったような懐かしさを感じられると思う。
『かもめ食堂』との比較でちょっと厳しい評価になってしまったかもしれないが、点数以上に心に何かが残る映画だった。
それと、邦画ブラボーの「バーバー吉野」のレビュー記事では、とってもおもしろい視点でこの映画をレビューしているので、ぜひ読んでみてください(「荻上監督の作品では「舞台」が重要な鍵を握っていると思う」という意見にはまったく同意。この映画の舞台となった町も、ヘルシンキと同じくらいとっても魅力的だった)。
『バーバー吉野』のデータ
監督: 荻上直子
出演: もたいまさこ、米田良、大川翔太、村松諒、宮尾真之介、岡本奈月
公開: 2004年
時間: 96分
当日本映画研究会の評価: 67点: 可(C)
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TBありがとうございます。
そして記事の紹介してくださって
恐縮です。
なんだか照れくさいです(笑)
おっしゃるように
郷愁を感じさせてくれる映画でしたね。
子供の頃を思い出したり・・
今後とも宜しくお願いいたします。