このサイトについて

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鶯の宮(うぐいすのみや)邦画大学 日本映画研究会(もちろん架空の大学であり実在しません)では、世間の評判や評価に惑わされることなく、独自の見解と視点(というか、当サイト管理人の単なる好き嫌い)に基づいて、新旧さまざまな邦画を100点満点で採点し

90点以上: 秀(A+)
80〜89点: 優(A)
70〜79点: 良(B)
60〜69点: 可(C)
59点以下: 不可(F)

の5段階で評価し、ランキングしています。ただし、当日本映画研究会の会員は映画に関する専門的な知識は一切有していないため、「このサイトの評価を参考に映画を観賞したけどつまらなかった、全然おもしろくなかった」等の苦情はご遠慮ください。

コメント、トラックバック大歓迎です(もちろん反論・異論も歓迎します)。また、相互リンクしていただけるサイトやブログも募集しています。相互リンクの詳細についてはこちらへ


鶯の宮邦画大学 日本映画研究会による邦画ランキング

 

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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション

母(薬師丸ひろこ)を亡くし、借金を背負って途方にくれる真弓(広末涼子)を財務省官僚の下川路(阿部寛)が訪ねる。真弓の母親は、バブル崩壊を阻止すべく1990年にタイムスリップしたまま行方不明になっていると言うのだ。17 年前に戻って、母親を探してほしいと真弓は頼まれるのだが・・・。

よくあるタイムマシンものだろうと思ってあまり期待することなく観たのだが、予想外におもしろかった。タイムマシンものでは、過去を変えてはいけないという鉄則があるが、この映画では過去を変えまくる。こんなに過去を変えてしまって、17 年後の現在はどうなってしまうのだろうと心配になってしまったが、爽快な結果になっていた。日本版バック・トゥ・ザ・フューチャーといった感じの映画で、タイムマシンものにありがちな矛盾もあまり気にならず、時間を忘れて結構楽しめた。

『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』のデータ
監督: 馬場康夫
出演: 阿部寛、広末涼子、薬師丸ひろ子、吹石一恵、伊藤裕子、劇団ひとり、小木茂光、森口博子、伊武雅刀
公開: 2007年
時間: 116分

当日本映画研究会の評価: 71点: 良(B)


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愛の流刑地

愛の流刑地

渡辺淳一の同名のベストセラー小説を映画化した官能ラブストーリー。これが究極の愛の形?『失楽園』もそうだったが、渡辺淳一の世界は私にはまったく理解できない。まあ、こういう世界も「あり」なのかもしれないが・・・。死んだり、殺したりを美化するような映画は、個人的にはどうしても好きにはなれない。ただ、法廷でのやりとりのシーンなどがあったため、『失楽園』よりはおもしろく観られた。

『愛の流刑地』のデータ
監督: 鶴橋康夫
出演: 豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、仲村トオル、佐藤浩市、陣内孝則、浅田美代子、津川雅彦、貫地谷しほり
原作: 渡辺淳一
公開: 2007年
時間: 125分

当日本映画研究会の評価: 61点: 可(C)

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日本沈没

日本沈没 スタンダード・エディション

1973年に公開された小松左京原作の『日本沈没』のリメイク。1973年の『日本沈没』も観た記憶はあるが、内容はまったく覚えていないので、1973年版と2006年版の比較はできない。SFX の向上で、おそらく迫力は増大していると思う。

日本列島が1年以内にすべて沈んでしまうという設定事態かなり無理があるので、現実味がないという点は仕方がないが、SF映画としても、恋愛映画としても、パニック映画としても中途半端な作り方だった思う。特に、最後の日本を救う方法にはちょっと興ざめした。ただし、退屈することなく最後まで観ることができたので、ぎりぎり及第点を付けたい。

『日本人没』のデータ
監督: 樋口真嗣
出演: 草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、石坂浩二、及川光博
原作: 小松左京
公開: 2006年
時間: 135分

当日本映画研究会の評価: 62点: 可(C)

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阿修羅のごとく

阿修羅のごとく

時代背景は昭和50年代。70歳を超える父親に愛人と子どもがいることが発覚し、竹沢家の4姉妹が集まるところから物語は始まる。

あ・うん』同様、NHK の『ドラマ人間模様』で見て強烈な印象が残っていた作品である。公開当時、どうしても観たくて映画館で鑑賞したので、今回で2回目。ドラマがあまりにもすばらしかったので、映画版は少し物足らない感じがしないでもないが、あれだけの長いドラマが 2 時間でうまくまとめられており、向田邦子の独特の世界を堪能できるすばらしい作品だと思う。

これは、『魂萌え!』同様、いや『魂萌え!』以上に女の映画だ。「男にとっては永遠の謎である女心を垣間見ることができる映画」というのが男の私の感想であるが、女性が見たら果たしてどんな感想を持つのだろうか。阿修羅とは、古代インドの神の一族で、外面はよいが、内は猜疑心が強く、他人の悪口を言い合うものたちだという。次女・牧子の夫(小林薫)が「女は阿修羅だ」と言うシーンがある。女に限らず、人間には汚い部分やいやらしい部分があることは事実だが、向田邦子が描く人間は、男も女もかわいくて、けなげで、切ない。人間てやっぱりいいなと思わせてくれる映画である。

四女・咲子役の深田恭子の演技は正直言ってちょっと( ̄〜 ̄;)ウーンだったが、長女・綱子役の大竹しのぶ、三女・滝子の深津絵里の演技はすばらしい。長澤まさみが次女・牧子の娘役を演じていることに気づいて、ちょっとびっくり。当時はまだ無名だったため、当然気づかなかった。

『阿修羅のごとく』は、古きよき昭和を感じられる、楽しくて、切なくて、しっとりしたいい映画です。

『阿修羅のごとく』のデータ
監督: 森田芳光
出演: 大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子、八千草薫、小林薫、中村獅童、仲代達矢、長澤まさみ
原作: 向田邦子
公開: 2003年
時間: 135分

当日本映画研究会の評価: 83点: 優(A)


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バーバー吉野

バーバー吉野 スペシャル・エディション

バーバー吉野は町で唯一の理髪店。男の子は全員、バーバー吉野の「吉野刈り」という髪型にすることが町の決まりだった。しかし、東京から転校生がやってきたことをきっかけに少年たちが反乱を起こす。

『かもめ食堂』の荻上直子が監督ということで、かなりの期待を持って鑑賞した。残念ながら『かもめ食堂』には及ばなかったが、独特のゆったり感とほのぼの感は期待を裏切るものではなかった。タイトルは『バーバー吉野』だけど、大人を描いた映画ではなく、田舎町の純朴な少年たちをやさしく描いた作品。久しぶりに子どもの心に戻れて、なんだかやさしい気持ちになれた。私も、この映画の舞台になった町と同じような田舎で育ったので、とっても郷愁を感じた。田舎で育ち、現在都会で過ごしている男性なら、きっと故郷に帰ったような懐かしさを感じられると思う。

『かもめ食堂』との比較でちょっと厳しい評価になってしまったかもしれないが、点数以上に心に何かが残る映画だった。

それと、邦画ブラボーの「バーバー吉野」のレビュー記事では、とってもおもしろい視点でこの映画をレビューしているので、ぜひ読んでみてください(「荻上監督の作品では「舞台」が重要な鍵を握っていると思う」という意見にはまったく同意。この映画の舞台となった町も、ヘルシンキと同じくらいとっても魅力的だった)。

『バーバー吉野』のデータ
監督: 荻上直子
出演: もたいまさこ、米田良、大川翔太、村松諒、宮尾真之介、岡本奈月
公開: 2004年
時間: 96分

当日本映画研究会の評価: 67点: 可(C)

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間宮兄弟

間宮兄弟(通常版)

ビール会社の商品開発をしている兄・明信(佐々木蔵之介)と小学校の公務員の弟・徹信(塚地武雅)の日常を淡々と描いた映画。原作は江國香織の同名小説。

特に事件が起きるでもなく、ドラマチックなストーリーが展開されるわけでもないが、くすりと笑えたり、感情移入できたりする場面が数多くあり、何かが心に残る映画だった。何でもない日常を描いた映画なのに、なんだかとっても不思議な世界を味わわせてくれる。決して短くない映画なのに、もっともっとこの兄弟を観ていたいと思ってしまった。

兄弟の母親役として、中島みゆきも出演(この人選はよく意味がわからないけど)。

日曜の昼下がりに、ゆったりと観るのにいいほのぼのとした映画。万人にお奨めです。

『間宮兄弟』のデータ
監督: 森田芳光
出演: 佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、戸田菜穂、中島みゆき、高嶋政宏
公開: 2006年
時間: 119分
原作: 江國香織

当日本映画研究会の評価: 68点: 可(C)


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魂萌え!

魂萌え!

「たまもえ」と読む。女を描いた映画。おもしろかった。原作は桐野夏生の同名の小説。

定年を迎えた夫の突然の死によって、平穏に暮らしていた敏子(風吹ジュン)の生活は一変してしまう。夫が浮気していた事実を知ってうろたえたり、生まれてはじめてカプセルホテルに泊まって奇妙な老女と知り合ったり・・・。物語はゆっくりと展開されるが、退屈することなく楽しめる。敏子と愛人(三田佳子)の対決シーンもおもしろい。

最初は頼りなかった敏子が、どんどんたくましく、生き生きとしていくのがとってもいい。敏子の同級生たちもたくましい。それに比べて男たちの頼りないこと。この映画、男の目から見るのと、女の目から見るのとではずいぶん感じ方が違うような気がする。女が見れば、「うんうん」とうなずけるのかな。男が見ると「へぇ〜。そんなもの?」っていう感想を持つ。女よりも、むしろ男のほうが楽しめ映画じゃないかな。

じっくり楽しめるおとなの映画。

『魂萌え!』のデータ
監督: 阪本順治
出演: 風吹ジュン、三田佳子、加藤治子、豊川悦司、常盤貴子、田中哲司、寺尾聰
公開: 2007年
時間: 125分
原作: 桐野夏生

当日本映画研究会の評価: 72点: 良(B)

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UDON

UDON スタンダード・エディション

讃岐うどんの本場・香川県を舞台に繰り広げられる、うどん屋の息子・松井香助(ユースケ・サンタマリア)とその仲間たちの楽しい物語。全編うどん、うどん、うどんのうどんだらけの映画。うどん好きの杵間としては、まずまず楽しめる映画だった。

香助がタウン情報誌で香川名物さぬきうどんのコラムを企画し、やがて空前のうどんブームが起こる前半と、ブームが去ってからの香助のうどんへの想いを描いた後半とでは、まったく別の話みたいな感じになっているのがちょっと残念。前半のストーリーだけに絞って、もっと話を広げれば違った映画になっていたかも。

役者ではなく、本当のうどん職人さんたちを使ったりしていたところが、映画に味わい深かさを与えていたように思う。あと、小西真奈美もいい味を出していた。見終ったら、絶対にうどんが食べたくなる。うどん好きの人には特にお奨め。

『UDON』のデータ
監督: 本広克行
出演: ユースケ・サンタマリア、小西真奈美、トータス松本、鈴木京香、要潤、小日向文世
公開: 2006年
時間: 134分

当日本映画研究会の評価: 63点: 可(C)

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気になる映画

今ものすごく観たい映画が 2 つある。1 つは『母べえ』。もう 1 つは『天然コケッコー』。

母べえ』は、きらきらアフロで松島尚美が号泣したという話を聞いて観たくなった。久しぶりに吉永小百合も観てみたいし。でも、goo 映画の評価は 68 点と低めなんだよなあ。来週あたり、時間があれば映画館に行ってみよう。

『天然コケッコー』は、タイトルがおもしろいことがきっかけで興味を持った。評判もなかなかいいみたいで、『アンディの日記 シネマ版』天然コケッコーのレビューを読んでますます観たくなった(アンディさんのレビューは本当にすばらしい。杵間もこういうレビューが書けるようになりたいものです)。DVD をレンタルして見ることはあまりないけど、テレビでもやりそうにないし、これも来週あたりレンタルするか。

以上、気になる 2 本でした。

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